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TODAジュニアサポ−トネットワ−クは小中学生が自主的に組織して活動している市民活動・ボランティア団体です。
5月は「こどもの日」もあり、子どもの市民活動を考える特集にと、ユニークな戸田市での活動を紹介します。

TODAジュニアサポ−トネットワ−クのメンバー(中学生)は、市内の様々なイベント、フリーマーケットなどにも参加しています。
左はNPOの「お休み処」でのバザー、右は彩の国子どもフェスティバルに参加のメンバー。
私たちが子どもの頃は、大人たちは自分達が生きるのに精一杯で現代のように子ども達に構っていられない時代でした。だから、子ども達は自分達で何でもやっていたのが普通でした。空地を見つけて草野球チームを作ったり、子供会でお化け大会やお寺や河川敷での合宿、キャンプなど、大人の助けはほんの少しで自分達で企画、実施していたように思います。草ッぱらをみんなで整地し、リヤカーを引いてくず鉄を集め、それでグローブやバットを買い揃えました。自然とリーダー役の若者やガキ大将が存在していました。近所のおせっかいなおばさんがいて、こうるさい隠居の爺さんが大声で叱ることも日常でした。暇があると子ども達は集い、遊び回っていました。その組織力やネットワークは、全校生徒の6割以上をカバーしていたこともあります。徒党を組んで街を闊歩することで自警団の役目もしていました。火の用心の夜警やお祭りの手伝いなど大人から受け入れられることも、また、チンピラ愚連隊のようなお叱りを受けることもありました。それでも大人からのお仕着せでなく、自分たち独自のルールや正義感から自分達の自治体の一員であることを暗黙の了解としてきたのではなかったでしょうか。
それに比べると現代の子ども達は恵まれています。いや、むしろ恵まれ過ぎ、過保護になっていると言えるかも知れません。そして、その分、自分達で独自に活動する力、「自律」能力が不足してきているのではないでしょうか。
今のスポーツ少年団のように、大人のコーチや監督、資金的な援助や球場やコートの整備などは、その頃の自分達の夢を、子どものためという合言葉でしてきているのかも知れません。手取り足取りで大人が子ども達の「自律・自立心」を奪っているとしたら、善悪は別として、やはり大人の都合で子ども達に干渉し過ぎているのではないかと反省する必要もあるのでしょう。それはスポーツに限らず勉強の仕方から、自治組織や市民活動のやり方にまで関係します。子ども達が大人の庇護がなければ何も出来ない存在と考えるだけでなく、年代に合わせた「市民活動」を考えるきっかけになれば、この特集は意味があるのかも知れません。市民活動は自主的な市民の活動というだけでなく、その活動を通じて考え、学べる「市民の学校」という役割を持っています。参加することで民主主義の様々な市民活動が学べる組織こそ、これから求められる市民活動そのものの成果といえるのではないでしょうか。

夏には国土交通省荒川下流河川事務所の巡視船内で水質検査や荒川の歴史を学習。地域福祉祭りで大江戸ダンスを披露。
各分野で自分たち自らが企画・実行しています。
さて、TODAジュニアサポ−トネットワ−クの具体的な目的や活動を紹介しましょう。ジュニサポのサイトから引用すると以下のような説明があります
「日本でボランティアと言う言葉を盛んに耳にするようになったのは1995年兵庫県西方沖を震源として発生した阪神淡路大震災からです。これ以降ボランティアという言葉を盛んに耳にするようになりました。私たちの街
、戸田市でも300を超える市民団体が活動をしています。ですが、それらの活動の中心のほとんどは大人で小学生中学生の活動するものはあまりありませんでした。そこで私たちは小中学生によるボランティア活動を活発化させよりよい戸田を目指すことを目的に活動しています。
■おもに私たちの目指す理想とは?
1: こども、おとな、お年寄りの三世代参画によるオルナタティブ(誰もが同じ水準のサービスが受けられるよう)な社会を目指す。
2: 市民活動を通して市民通しの交流を深め災害時などの緊急時にパニックにならない体制をとる。
3: 行政・関連団体と協働しずっとすんでいてよかったとおもえるまち「とだ」を作る。
4: 持ち前の若さパワ−でとだを元気に明るく、笑顔あふれる街にすること。
私たちはこんな目的を持った中学生の団体です。おもにこの団体の経営は中学生によって行われており、現在会員のほぼ100パ−セントが中学生です。
また、そのほかにこの活動を支えてくださるサポ−タ−を募集して活動をしています。現在サポ−タには市民団体の代表や市民活動家、起業家などが集まっています。」
詳しくは、このサイトの団体紹介やジュニサポのホームページを参照してください。そして、どうか応援してください。
現在の代表は、2人の女子中学生ですが、引退する中3の初代代表(現名誉代表)の貢献度は高いと思います。この組織の新体制が継続的に活動を行なえるか、拡大再生産できるか、今、組織としてのターニングポイント迎えるのは確かであり、それは現代の受験体制に大きく関わっているのでしょう。
数年前の地域福祉のワークショップかの会合で「子どもにもわかる説明をしてください」と発言した小学生がいました。この初代代表のT君との出会い
でした。彼が小学6年生の夏頃だったかと思うのですが、その後、地域通貨や戸田舞祭のダンスチームなど活動の範囲も広がって、大人の市民活動家顔負けで、環境省や県でも知られており、戸田市役所での評価も高いようです。できれば市内の各中学校にジュニサポが出来、「子ども市民会議」といったネットワークの広がりを期待したいと思います。
この辺からは大人の協力者の出番です。特に学校を通じての市民活動の取り組みに困難さを感じます。最近の子どもへの殺人や誘拐事件が、学校開放に待ったをかけ、地域との扉を閉じかねない契機となってしまいました。個人情報保護法も足かせになっています。こうした状況を帰ることが出来るのは、子どもと毎日接する学校の先生達と保護者のPTAに他なりません。
子ども達のパワーは地域のコミュニティ再生には不可欠です。消防団に大学生や高校生を参加させることやNPO法人が作っているミニパークの「お休み処」を子供会が管理するなど、少子高齢化だからこそ、小学校単位のコミュニティでのアイデアを、子ども達と共に結集できればと思います。その意味でも子ども達と共にできる市民活動はこれからも重要なポイントになるでしょう。
最後にそうした保護者が、自分達も楽しみながら、独自の市民活動の中で子ども達を応援し、パワーを与えている団体を紹介しておきましょう。ジュニサポの大江戸ダンスとのコラボレーション(協働)で、大手スーパーを舞台に共演したこともあります。ひょっとすると近隣で有名な戸田発の市民活動に挙げられるのは、TODAジュニサポとこのドテレンジャーかも知れません。
こどもの味方、埼京戦隊ドテレンジャー
もうひとつの戸田でのユニークな活動に、保育園のお父さん達の「親父の会」を中心に結成されている「埼京戦隊ドテレンジャー」という市民活動団体があります。当然、子ども達を契機とした保護者の団体というだけでなく、戦隊モノという子ども達に人気のジャンルで、いまや子どものイベントには引っ張りだこのマイナーメジャー(一部には有名)な存在としてメディアにも採り上げられています。
手作りヒーローが、防犯や友情の大切さをテーマに、市民活動のイベントには大いに盛り上げてくれることでしょう。来月のエコライフDAYにも大手スーパーの会場に登場予定です。ぜひ、一度ご覧下さい。彼らは出演依頼も受け付けています。
両団体の詳細情報はこのサイトの子どものカテゴリーから検索できます。それぞれのサイトにもリンクしています。このサイトをご活用下さい。
(文責Y)
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